こんにちは、松村歯科医院です!
最近暑い日が続いていますね!夏になると気をつけたいのが「熱中症」。
水分補給としてスポーツドリンクを手に取る方も多いのではないでしょうか?
実は日常の熱中症対策には、歯科医院ではスポーツドリンクはあまりおすすめしていません。
実は注意!スポーツドリンクが虫歯を招く理由とは?
「熱中症にはスポーツドリンク!」というイメージ、ありますよね。
でも実は、日常生活でそれほど汗をかいていないときにスポーツドリンクを飲みすぎると虫歯の原因になることも!
なぜならスポーツドリンクには、意外とたっぷりの糖分が含まれおり、飲み物自体が酸性のため、歯を溶かしやすい環境に、、、
その結果、虫歯や歯の酸蝕症(さんしょくしょう)を引き起こしやすくなります。
とくに、暑い時期はこまめな水分補給が大切ですが、「ちょこちょこ飲み」でお口の中に糖分が残りやすくなるのも要注意です。
歯医者がすすめる、夏の正しい水分補給とは?
夏の水分補給には「水」や「カフェインの少ない麦茶」などがぴったりです!
- 糖分ゼロで虫歯リスクなし
スポーツドリンクやジュースに比べて、歯に優しい!
- 体に負担が少ない
麦茶はカフェインが少なく、小さなお子さんや高齢の方にも安心です。
- どこでも手に入りやすい
自販機やコンビニでも手に入り、コストも抑えられます
虫歯を防ぐためのポイント

水分補給に加えて、日々のケアも大切です。
寝る前には必ず歯みがきをする
とくに、虫歯菌が活発に活動しやすい「環境」が夜間に整います。日中は唾液の分泌によって食べかすが洗い流されたり、酸が中和されたりしますが、睡眠中は唾液の分泌が減るからです。
そのため、寝る前の歯みがきは、虫歯菌の活動を抑え、歯が酸によって溶かされるのを防ぐためにとても大切です。フロスや歯間ブラシを併用すると、さらに効果的です。
普段の水分補給はお水やお茶を選ぶ
虫歯菌は糖分をエサにして酸を作り出すため、糖分の含まれていない飲み物を選ぶことが虫歯予防には非常に効果的です。清涼飲料水やスポーツドリンク、果汁100%ジュースなどには、意外なほど多くの糖分が含まれていることがあります。
普段の水分補給をお水や無糖のお茶(麦茶、ほうじ茶、緑茶など)にすることで、虫歯リスクを大幅に減らすことができます。
熱中症予防もしつつ、虫歯予防もしましょう!
暑さが本格化するこれからの季節、熱中症対策はとても大切ですが、お口の健康を守りながら元気に過ごしましょう!
気になる症状がある方、久しぶりの歯科検診をお考えの方は、ぜひ一度ご来院くださいね。