口内炎は多くの方が経験したことのある症状で、歯科定期検診で患者様からよくご質問いただくトピックでもあります。
今回はその 口内炎 の原因と予防法についてまとめてみました。
口内炎とは?
口内炎は、口腔内の粘膜にできる小さな炎症で、赤く腫れたり、白っぽくなったりします。食事や会話がしづらくなり、痛みを伴うことがあります。
口内炎の原因
1. 免疫力の低下
体調が悪いと免疫力が低下し、口腔内の細菌に対する抵抗力が弱まることで口内炎ができやすくなります。
2. 栄養不足
ビタミンB群や鉄分の不足は、口内炎を引き起こす原因になることがあります。特にビタミンB12や葉酸は重要です。
3. 口膣内の傷
食事中に硬い食べ物が口の中で粘膜を傷つけたり普段から歯ぎしりや、食いしばりが強い方も粘膜が傷つけられ、口内炎の原因となることもあります。
4. 歯の不具合や義歯
歯並びの乱れや合わない義歯が口の中を傷つけることも、口内炎を引き起こす原因
5. 麻酔針による物理的刺激
局所麻酔を注射する際に、麻酔針が口腔内の粘膜を刺激したり、微細な傷をつけたりすることで、口内炎が発症する原因になります。
口内炎の治療方法
痛みを軽減し、治癒を早めるための歯科医院レーザー治療
医師が処方した塗り薬
市販されている口内炎用の軟膏やパッチ
気になることは、気軽に歯科医師に相談しましょう
口内炎は多くの場合、数日以内に自然に治ることが多いですが、痛みや不便さを軽減するために早期に対処することが大切です。定期的に歯科医院でチェックを受け、口腔内の健康を保つことで、口内炎の予防に繋がります。気になることがあれば、気軽に歯科医師に相談しましょう。